砂糖とケーキ、ドイツでも切り離せない歴史

砂糖砂糖砂糖・・・

北欧ではコーヒーに塩を入れて飲む習慣があったって、知ってましたか。

これは、西中欧の、温かい飲み物に砂糖を入れて飲む習慣が、
フツーの習慣ではなくて、作り上げられた習慣だということを示す一つの反証拠です。

砂糖がこれほどまでにポピュラー、しかも好まれるものになったのは
その栄養価もさることながら、
そこに含まれる「あたしは特権階級なのよん」というステイタスを表す、
更に真似するのに、丁度良い品物だったからなのだ。

ということを既にジャガイモ博士は述べているわけだが。

ドイツのケーキ文化、その影響をばっちり受けています。

まず、砂糖がなければ、甘いお菓子は作れませんでした。
だから、さとうを消費できるようになるまで、
(砂糖を[大量に]使う)お菓子とは無縁の世界が続いたのです。

Kuchen、クーヘン(ケーキ)という言葉は、砂糖が広まる以前からあったんですが
庶民がクーヘンを食べるという時代は、
19世紀・・・まだまだ、
20世紀・・・漸く
という感じです。

ドイツのクーヘン、ケーキ文化の性格形成が砂糖と違う結果になったのは
その後の発展の仕方が違ったから。

それはまたかくとして~

今は砂糖に追われております。
砂糖砂糖・・・



































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